こんにちは!現役システムエンジニアのぱそくまです。
前回の記事でMacユーザー向けコピペツール『Clipy』のご紹介とインストール方法ついてまとめました。
この記事では
- Cilpyが使いにくい!
- Cilpy入れたはいいけどどう使えばいい?
- Cilpyの初期設定方法を知りたい!
という方に向けて、おすすめ初期設定4選をご紹介します!
この設定をするだけで、Cilpyが格段に使いやすくなり、Macライフがより豊かになること間違いなしです!
前半では『Clipy』の簡単なご紹介(おさらい)を、後半ではおすすめの初期セットアップ方法3選を解説していきますので、是非読んでもらえると嬉しいです!
『Clipy』ってなに?(おさらい)
『Clipy』とは、コピーした文字や画像をストックできるツールです。
何度も同じ文字や画像をコピペする場合に Clipy に保存しておくことで、コピペする手間が省けるありがた〜いツールです。
詳しくは前回のブログにて解説していますので、詳しく気になる方は読んでみてください!
おすすめ初期設定
このままでも問題なく使えますが、少し使い勝手を良くするためにおすすめの初期設定をご紹介します。
履歴の表示設定
画面上部(ナビゲーションバー)の Clipy マークを押下し「環境設定」を選択します。

Clipy の設定画面が表示されるので、「メニュー」タブを選択します。

「フォルダに内包する項目の数」を 10項目から 30項目に変更します。
10項目のままにしておくと、コピーした履歴が10個ずつのフォルダに分けられます。
よくコピーしたり、ちょっと前の履歴を遡りたい!と言う時に、どこのフォルダに入ってるか探すことになり、結構めんどくさくなります。
30項目に変更しておくことで、履歴を全て1つのフォルダへ集約することができ、フォルダを跨いで探す手間が省けます。


ショートカット設定
コピーした情報をペースト(貼付)する時に、毎回ナビゲーションバーを操作せずとも Clipy を起動することもできます。
初期設定の状態では以下のショートカットキーが割り当てられています。
呼び出しメニュー | ショートカットキー |
メイン | ⬆︎(Shift) + ⌘(Command) + V |
履歴 | ^(Control) + ⌘(Command) + V |
スニペット | ⬆︎(Shift) + ⌘(Command) + B |
このショートカットキーを変えることができます。
ちなみに各メニューの表示結果はコチラ。



メインメニューさえ表示できれば履歴もスニペットも呼び出せるので、メインメニューだけでも覚えておく方が良いです。
覚えられない!!という人は設定を変えちゃいましょう。
画面上部(ナビゲーションバー)の Clipy マークを押下し「環境設定」を選択します。

Clipy の設定画面が表示されたら、「ショートカット」タブを選択します。

ショートカットを変えたいメニューをクリックすると青枠が表示されます。
この青枠が表示されている状態で割り当てたいキーを入力します。
割り当てることができるキーは以下の通りです。
- ⬆︎(Shift)
- ^(Control)
- ⌥(Option)
- ⌘(Command)
+
任意の1文字以上
※左の記号を含む
例えば『⬆︎(Shift) 』を1回だけだと登録できませんが、『⬆︎(Shift) + A』や『⬆︎(Shift) + ⬆︎(Shift)』だと登録できる、と言うことになります。
同じキーを2回で登録する場合は、『対象のキー + double tap』と表示されます。

入力した通りのキーが表示されていれば、設定は完了です。
ショートカットが不要な場合は、キー入力欄右側のバツマーク✖️を押せば消すことができます。
スニペットとは、良く使う定型文の登録ができる機能です。
スニペット登録
スニペットとは、定型文を事前に登録しておく機能です。
Clipyメインメニューを起動し、「スニペットを編集…」を選択します。

スニペット編集画面が表示されたら、まずは「フォルダ追加」タブを選択します。

スニペットを登録するフォルダが作成されました。
初期名では『untitled folder』という名前となっていますが、任意の名前に変えても問題ありません。
今回は『テスト1』という名前に変更しました。

登録するフォルダを選択し、メニューバーの『スニペット追加』を選択します。
ここでも初期設定では『untitled snippet』と記載されていますが、わかりやすい名前に変更します。
今回は以下のように登録しました。

入力完了後、Clipyのメニューを確認すると以下の通りになります。
左から、「フォルダ名」、「表示名」、「実際にコピーされる内容」として登録が完了していることがわかります。

きちんと選択した内容がペーストされれば、設定完了です。
スニペット削除
登録したスニペットを削除する場合についてです。
削除したいスニペットを選択しメニューバー『削除』を選択することで、一度登録したスニペットを削除することができます。
同様に、フォルダも削除することができます。


削除したスニペットが消えれば完了です。
さいごに
今回は『Clipyのおすすめ初期設定4選』についてご紹介しました!
少しでもClipyが使いやすくなって、Macライフが快適になると嬉しいです。
わかりづらいところがあればお気軽にコメントくださると幸いです☺️
以上、ぱそくま🐻❄️でした!ありがとうございました!
コメント