こんにちは!ぱそくまです。
前回の記事で、Cisco認定資格であるCCNP(Cisco Certified Network Professional)資格について解説しました。
CCNP認定のためには、コア試験とコンセントレーション試験という2つの試験に合格する必要があります。
CCNPを既に持っていて期限を延長したい場合は、コア試験かコンセントレーション試験(2科目)に合格する必要があります。
CCNP更新のためにコア試験を受験しました!
今回、コア試験に相当する ENCOR(350-401)に合格することができたので、勉強方法を解説していきますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!
ENCOR(350-401)とは?
ENCOR(350-401)とは、Ciscoネットワーク技術に関する試験の一つです。
プロフェッショナル資格となるCCNPだけではなく、さらに上位(エキスパート)資格であるCCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)の筆記試験にも相当します。
主な出題範囲は以下の6項目となり、広範囲な知識が必要です。
- デュアルスタック (IPv4 および IPv6)アーキテクチャ
- 仮想化
- インフラストラクチャ
- ネットワークアシュアランス
- セキュリティ
- 自動化
一般的なネットワーク技術に関する知識だけでなく、Cisco製品の挙動や仕組み・操作方法なども問われるため、Cisco製品に慣れておく必要があります。
試験時間は120分で100問出題されます。
出題形式は、四択問題・複数選択問題・ドラッグ&ドロップ問題の3種類です。
コマンドを直接投入するシミュレーション試験は出題されませんでした!
勉強方法
ENCORを取得するため、私が実際に活用した教材について解説していきます!
どれもいい教材なので、一つでもいいので活用してみてください!
Ping-t
IT資格試験に関する有料の学習サイトです。
試験範囲に関係のある技術について、選択問題の形式で出題されます。
そのまま試験に出題されるわけではありませんが、細かくカテゴリ分けされていたり各問題に解説がついているので、知識として学習するには役立ちます。
Cisco資格だけでなく、AWSやLPIC, ITEL等多彩な資格に対応しています。
基本有料となりますが一部無料のカテゴリもあるので、気になる方は確認してみてください。
Cisco dCloud
Ciscoが提供している、無料の学習サイトです。
ここではCisco DNA CenterやISEなど、Cisco製品の簡単なデモを手元で試すことができます。
Cisco製品に関する問題も増えてきているため、デモを通して実際に触れてみることを強くお勧めします。
テキストや動画よりも、自分で触ってみるほうが理解度はあがります!
dCloud、知ってるけど予約めんどくさくない???
という方、ご安心ください。(笑)
dCloudでは『Instant Demo』という簡単なデモがあり、予約不要ですぐに使うことができます。
DNA Centerに関するおすすめのインスタントデモはコチラ↓
ISE(Identity Services Engine)に関するおすすめのインスタントデモはコチラ↓
examtopics
試験対策用の一部無料の問題集です。
検索エンジンで『ENCOR 問題集』と調べると、約3,000〜20,000円のさまざまな問題集が表示されます。
その中でもexamtopicsは各問題に対してチャット欄が設けられており、ユーザー同士で問題に関して議論することができます。
やり取りを見るだけでも参考になりますよ!
こちらもCisco資格だけでなくMicrosoftやAWSに関する試験もあるので、興味がある方は確認してみてください!
【番外編】CCNP Enterprise完全合格テキスト&問題集
今回の試験勉強では使用しませんでしたが、初めてCCNPを取得する時に使った教科書の最新版をご紹介します。
Cisco資格おなじみの『白本』と呼ばれる教科書です。
このシリーズの本では、基本的なネットワーク技術の仕組み・設定例・確認問題が1セットとなって記載されています。
ネットワークの技術についてわかりやすく解説されているため、CCNPに関する試験を初めて受験する方や若手エンジニアの方など、Ciscoのネットワーク技術に馴染みがない方におすすめです。
一通り読んだ後は、辞書代わりとして使っていました!
さいごに
今回はCCNP/CCIE認定のコア試験である、ENCOR(350-401)について解説しました。
ENCORの勉強方法がわからない方、取得を考えている方のお役に立てれば嬉しいです。
もしわからないところがあれば、是非気軽にコメントしてください!
NotionとZorbiの連携方法やCisco dCloudの使い方については、次回以降の記事にて解説していきますので、読んでいただけると嬉しいです!
以上、ぱそくま🐻❄️でした!ありがとうございました!
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